有効求人倍率のナゾ

スタッフブログをご覧の皆さま こんにちは^^

 

7月10日 第24回参議院議員通常選挙でしたね。皆さま、投票には行かれましたでしょうか?今年から、投票権の年齢引下げにより18歳の国民も投票できるようになりました。

今回の投票率は、54.7%で、前回の参議院選挙より2.09ポイント上回ったようです。

18歳、19歳の方の投票権が影響したかはわかりませんが、投票率低いですよね^^;

 

さて、選挙数日前、テレビを見ていると安倍総理が選挙応援演説にて『北は北海道、南は沖縄47都道府県で有効求人倍率1.0倍を達成し、強く願えばできるのだ!』と喜ばしい事のように言っていたのを聞いて、ぼんやりと有効求人倍率1.0倍以上がそんなに良い事なのか?とふと思ってしまいました。

 

有効求人倍率とは:有効求職者数に対する有効求人数の比率のこと。1.0倍以上ということは仕事を探している人の数よりも求人の方が多いという事。(参考:Wikipedia)

 

労働市場の需要と供給の指標ですね。経済状況を表すひとつなんですが…

私は1.0倍がいい事とは思えないのです。

求職者が働こうと思えば働ける、雇用が増えるってとても大切な事だと思います。

でも、その中で働きたい職場、職種がなく仕事に就けない方もいると思います。

できる仕事と賃金が合わずに就けない方もいると思います。たくさんあるから、選び放題って訳ではありませんよね?また、事業者側もただ増員のために求人しているのであればいいのかもしれませんが、でも、必要だから求人しますよね?働いて欲しいのに働く人が来ない…。

1.0倍の中身は、それぞれ都道府県や市町村によって違うのかもしれませんが、有効求人倍率というその言葉で景気が良くなったとか悪くなったとか言えるのでしょうか?

そんなことを考えながら、雇用がマッチングする難しさを思う今日この頃でした。