予防と健診


病気予防への取り組み

ピロリ菌の発見、除去が胃がんの予防につながります。

 胃がんは、部位別ガンによる死因では2位で、1998年まではトップでした。早期診断・早期治療によって死因のトップの座は引き渡しましたが、罹患率(かかっている人の数)では依然としてトップで、日本において最も患者数が多いがんです。

 胃がんとピロリ菌は密接に関係していると言われています。1994年にWHO(世界保健機構)は、ピロリ菌は「確実な発がん因子」と認定しました。これはタバコやアスベストと同じ分類に入ります。

ピロリ菌の感染が長期間にわたって持続すると、胃の粘膜がうすく痩せてしまう「萎縮」が進行し、一部は腸上皮化生となり、胃がんを引き起こしやすい状態を作りだします。

 胃潰瘍でピロリ菌除菌治療を受けた方の観察により、ピロリ菌除菌による胃癌予防効果が明らかになっています。

 ピロリ菌を除菌すると、新しい胃癌が発生する確率を減らすことができます。

 また、今後は胃癌の撲滅を目指して「次世代の子供たちへの感染を防ぐ」ために除菌する試みが始まっています。


予防には適度な運動と食生活の改善が有効です

リハビリテーション

いつまでも健全な生活を営むためには、疾病を予防し介護予防、障害予防に向け積極的に取り組む必要があります。

私たちの身体というのは、動かさないでいると「筋力の低下」「関節の動きが悪くなる」「体力が衰える」など、全身的な機能の低下が起こります。

特に、高齢者にとっては、日頃の活動性の低下によって全身の機能低下、要介護度が上がります。これらを予防するためには、日頃から個々に合った適度な運動習慣が重要となります。


栄養科の取り組み

栄養指導による食生活改善で、生活習慣病を予防します。

飲み込む力や噛む力が低下した方でも安心して食べられる食事を提供します。


検査・健診のご案内


さまざまな健診の内容をご案内しています。

いずれの健診もご予約の上、受診してください。

 

問診票のダウンロードもできます。



一般健診

ご自分の健康状態を把握していただくための健康診断です。


職場健診

お仕事をしておられる方の診察及び各種検査で健康状態を評価し、健康の維持や疾病の予防に役立てる健康診断です。

 


特定健康診断

40歳〜75歳の加入者(被保険者・被扶養者)を対象とした、生活習慣病予防のための健康診断です。

心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まるメタボリックシンドロームに着目しているため、メタボ健診とも呼ばれています。


問診票ダウンロード

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一般健診・職場健診の問診票はこちらから
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網走国保専用特定健診の問診票はこちらから
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予防接種

■インフルエンザ

■肺炎球菌ワクチン

■ビームゲン(B型肝炎ワクチン)

 

予防接種は事前にご予約が必要です。

あらかじめ予約の上ご来院ください。電話:0152-44-8611


コラム

 健康に役立つ医療情報や生活情報をご紹介するページです。